耳
「大丈夫?」 逞しい腕に抱きかかえられあやすように問いかけられる。 「ん・・大丈夫だ・・」 気だるげに答えれば 軽く口付けが交わされる。 「愛してるよ」 愛しげにお前は俺の耳元で囁きかける 限りなく優しく熱くその甘い声で。 それは、このうえもなく耳に響き たやすく俺の中へと吸い込まれていく。 そのまま俺は傍らのぬくもりに幸福感を覚える。 「岩城さん・・」 お前に名前を呼ばれるたびに俺の身体は熱くなる。 「・・・・」 言葉もなくその胸に顔を寄せれば 満ち足りた情熱が落ちてくる。 「愛してるよ」 途端に俺の鼓動は跳ね上がり 眼じりからうなじまでもが朱に染まる。 もう自分でもわかってる 愛しさはせつなさにも似て 俺の耳はお前の声を求めてやまない。 2004・5・23 ゆめつき |
★んっまあ〜あの後ですね!
(はっきり言わないように・・・)
おさまっても燻る欲情の炎を感じますv
熱い熱い思い・・・息づかいが聞こえてきそうです・・・萌えv
岩城さんの想い・・・火傷しそうですv
ゆめつきさん、お題クリアーお疲れ様でしたv