「香藤君の真剣な悩み」の巻

岩城さん、誕生日おめでとう。
今夜は、俺のすべてを岩城さんにプレゼント、なんちゃって〜。
開けてみてよ、プレゼント! どう? イタリアのブランドのサングラス。
岩城さんにぴったりの色とフレーム、俺が選んだんだよ〜。かけてみて、かけてみて。
うっわー、すごく似合うよ〜、岩城さん! この色は絶対岩城さんの肌をひきたてると思ったんだ。
俺の見立ては正解だったね〜。
あれれれ。岩城さん、サングラス、ちょっと外してみて? 
う〜ん。かけてみて? 
う〜ん。もう一度、外して? 
かけて? 外して? かけて?
「何度もかけたり外したりッ。なんなんだ! お前は〜」って…怒らないでよ〜。
俺、困っちゃったんだもん。
だってさ、サングラスをプレゼントしたのは、岩城さんの澄んだ瞳とか長いまつげとか目元の色気とかを隠したほうがいいと思ったからなんだよ。
岩城さんと目が合っただけでメロメロになってるスタッフがいるんだよ! 男で! しかも何人も! 岩城さん、色気振りまいてる自覚がないから……。
イッテ〜。殴らないでよ〜。
でもさ、岩城さん、そのサングラス、ちょっと似合いすぎ…。
サングラスの微妙なエンジ色で岩城さんの肌の白さが際だってるし、フレームのカーブと岩城さんのきれいな鼻筋が絶妙なバランスなんだよ。
岩城さんを守るにはサングラスをかけたほうがいいのか、かけないほうがいいのか、俺、真剣なんだよっ。
あ〜〜っ、こんなに岩城さんに似合うサングラスを選んじゃうなんて!?
岩城さん、そのサングラス、絶対、外でかけちゃだめだよ。
「じゃあ、どこでかけるんだ?」って? う〜ん、そうだ! うちの中でかければいいよ、ねっ。
あ、ダメダメ。そしたら、俺が岩城さんの瞳を見られなくなるから。

えへ、えへ、えへへへへ……。
「何だ、お前はいきなり笑い出して」って〜。ごめん、岩城さん。
あのさ〜、そのサングラスだけでベッドに寝そべる岩城さんって、すごくいいかも。
サングラスだけの岩城さんを抱きしめて、そっとサングラスを外してキスとか…。
サングラスかけたままの岩城さんを揺らすと、サングラスがずり落ちてとか…。
一晩で俺が何回サングラスを落とせるかって、やっても楽しいかもしれないし…。
ねぇねぇ岩城さん、これってサングラス・プレイって言うのかな〜。
あれ? 岩城さん、もうお風呂入っちゃうの? 待ってよ〜、あきれないでよ〜。俺、真剣なんだよ〜。

2005.1.23 ゆみ



やりたいですよね!
岩城さん着せ替え人形状態!(笑)
もうあれやこれや着せたい、飾りたい!
(勿論何もつけない生まれたままの状態が一番綺麗ですけど!)
もうみんなの夢ですv(そうですよね?)

ゆみさん、萌え萌えの素敵な作品ありがとうございましたv