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いつからおまえを自分のたったひとりと思うようになったのか
はっきりとは思い出せない
それほど自然におまえは俺の中に入り込んできた
出会った時のことは今でもはっきり覚えている
生意気なやつだと思った
自分とは正反対の華やかな雰囲気を持ち自信あり気で
いやなやつだと思った
だが本当はあの時からおまえに憧れに似た感情を抱いて
惹かれていたのかもしれない
それを認めたくがないためにおまえを拒絶した
それでもいつまでも抗えるはずもない
おまえへの想いは俺の中で隠しきれないものになっていった
反発して拒絶してそれでもおまえがあきらめずにいてくれたから
今がある
そして今
日々とどまることを知らず
おまえへの想いは俺の胸に降り積もる
雪のように
ただ溶けることなく
2005.1
ゆうか
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