ホワイト・デー作戦
出題 ホワイト・デーの質問事項 1:ホワイト・デーは恋人と過ごしますか? 2:ホワイト・デーにプレゼントはされますか?もしくはされた事は? 3:プレゼントの写真もしくはプレゼントしたい物の写真を写させてさいただけませんか?(もし可能なら、品物を持参お願いします) 4:もし、かなうならどんなホワイト・デーにしたいですか? 5:最後に、恋人に一言‥‥‥ 「こんなものですかね。定番ですけど‥‥‥」 「だな、聞くことは同じだけど、聞く相手によっては、面白からな‥‥‥今回の目玉は岩城・香藤の御両人だからな‥‥‥ああ、出来れば、読者の要望が多い、ネックを写して載せたいよな‥‥‥」 「ですね、編集長。この間の某週刊誌に噂のネックが撮れたら最高ですよね‥‥‥」 此処は、某編集部。 隔週刊誌でホワイト・デーの特集を組む事になって、今回は何かと噂の二人に取材が取れたのでウキウキしていた。 「で、二人一緒の取材か?」 「いえ、別々です。そちらの方が香藤さんのコメントは美味しそうなので」 確かに、惚気る香藤と恥ずかしがって喋りたがらない岩城の二人をおなじ所でインタビューしたら、香藤までも喋らなくなるのは困るのだ。 よってこの記者は、別々にスケジュールを組む事に成功した。 「フフフフ‥‥‥萌えるわ」 この言葉は自分の席について呟いたのだった。 だって、BLファンにとっては、この二人は美味しいのである。 もうもう、記者になって本人に会えることをこんなに切望した俳優はいなかったのである。 「萌度捕るわよ〜〜〜〜ファンとしても!!」 思わず拳を上げる記者だった。 香藤サイド 取材日、香藤は指定された喫茶店に来ていた。 シックな作りの其処は、周りを木に囲まれた都会の隠れ家的な喫茶店だった。 「いいな〜此処。今度、岩城さんと来ようかな」 香藤はいい感じの喫茶店に御満悦の様子だ。 「香藤さん、イメージも大事にしてくださいよ‥‥‥本日は、ホワイト・デーの取材ですので‥‥‥多分岩城さんと事も聞かれると思います」 浮かれている香藤を金子が忠告する。 「解かっているって‥‥‥前もって質問事項はもらっているし、これに沿ってインタビュー受けるだけ出し、品物は持ってきたし‥‥‥」 椅子に座った香藤はバックの中を確認した。 「あまり話しすぎると、岩城さんから怒られますからね。くれぐれも解かっていますか?」 あまりの能天気さに金子は頭を押さえながら言い返した。 記者は二人の姿を確認すると、カウンター席から立ち上がり挨拶をした。 そしてインタビューは始まった。 初めまして、香藤さん、今日は御足労お願いしました 『いえ、この喫茶店初めてなんですよ。何がお勧めですか?』 私が好きなのはチョコレートのケーキとオレンジアイスティーですね。此処は紅茶専門の喫茶店なんですよ 『へぇ〜〜〜岩城さん、好きそう』 御気に召したら、どうぞ誘ってくださいね 此処で、オーダーを通す。 香藤さんは、お勧めの紅茶とレアチーズを頼まれました。(写真参照1) では、はじめに‥‥‥1:ホワイト・デーは恋人と過ごされますか? 『う〜〜〜ん、難しいね。その日、俺は仕事が入っている。えっ?あっ、午前中だけ?(マネージャーに確認中)でも、岩城さんは仕事入れているだろうしね。岩城さんって、そんな事に疎い所あってさ。俺はどちらかと言えばイベントに託けて、イチャイチャしたいタイプだしね(笑)』 今までにも、クリスマスと年末正月、あと、岩城さんの誕生日にバレンダインデーとありましたけど‥‥‥すべてされてるんですか? 『うん、したよ。休みの時もあったし、そうじゃない時もあったけど、俺が外すはず無いでしょ。(笑)岩城さんを見つけて、そのまま家までつれて帰りたいって思ったこともあるもん。岩城さんは仕事とプライベートを分けたがるけどね。恥ずかしがるし、そこが可愛い所でもあるんだけどねv』 香藤さんは? 『俺は、岩城さん見たらそのまま家に連れて帰りたいって思う。仕事の事も忘れてね。本当に好きな人ならそうでしょ?』 もう8年も経ちますけど、冷めませんか? 『冷めないよ。反対に年々、熱くなってますよ。俺』 クスクス‥‥‥ラブラブなんですね‥‥‥羨ましいです。 えっと‥‥‥次の質問は‥2:ホワイト・デーにプレゼントはされますか?もしくはされた事は? 『うん、勿論プレゼントするつもりだけど、俺ってこの間まで収入無かったでしょ。えっ、だって本当だもんね。だから、今年はお金がかからないように、ホワイト・デーの夕飯を 作って待っているつもりだよ』 手作りなんですね。メニューはお尋ねしても、よろしいでしょうか? 『うん、ホワイト・デーだけど和食物に仕様かなって思っているんだ。この間、在る和食の料理人さんに教えてもらった茶碗蒸しに、湯葉で巻いた蒸し物、魚は西京焼きの鰆か、何かを考えてるんだ。お酒は日本酒』 あら、何だかお洒落ですね。 『でしょう、今年はまったり、しっとりとね‥‥‥』 岩城さんからプレゼントされた事は? 『この間、アメリカでネクタイ買ってもらったんだ。今度これにあわせてスーツを見に行く予定だけど‥‥‥休みが合わないとね‥‥‥タメイキ』 先になりそうですか?香藤さんのスーツ姿見てみたいですね‥‥‥ 『俺がスーツっておかしいでしょ?でも、岩城さんが似合うって言ってくれたからね』 お二人がスーツで並んだらステキでしょうね 『そう思う?』 ええ、洗礼された大人のイメージがありますよ 『本当?じゃあ、今度、スーツで岩城さんとデートしてみようかな。スーツだと少し大人のムードかもし出して、レストランも少し格調高いところえらんでさ‥‥‥』 香藤さんの妄想が続きますのでしばらく保留です(笑) じゃあ、次に3:プレゼントの写真もしくはプレゼントしたい物の写真を写させてさいただけませんか? 『まずは、さっき話した、ネクタイ。アルマーニーの結構シックでしょ(笑)これは、岩城さんが俺に買ってくれた、婚約指輪』 婚約指輪ですか? 『そう、結婚式の前にね。俺が先に岩城さんに買ってあげてたんだけど、同じ物を俺に買って来てくれたんだよ。ちゃんと中にY to Kと刻印されてるんだ』 本当にこちらの指輪の方が嬉しいみたいですね 『よく考えると、一番初めにもらった物だしね。後は、写真に写らない物しかないからね。でも、一番嬉しいんだよ』 では、お借りしますね(写真2 ネクタイと指輪 写真3 指輪の中の刻印)写真に写らないものって気になりますね‥‥‥教えていただく事も出来ませんか? 『それはね‥‥‥岩城さん自身』(写真4 にこやかに微笑む香藤さんこちらもノックアウトの幸せそうな表情です) (笑)じゃあ、次は香藤さんお待ちかねの質問でしょうか?4:もし、かなうならどんなホワイト・デーにしたいですか? 『えっ、一緒に居たいだけ。仕事の事も忘れて、朝から晩まで‥‥‥』 ‥‥‥あの、場所はお聞きしたらいけませんか? 『場所は何処でもいいんだよ。車の中でも、家のリビングでも‥‥‥でも、しいて言うなら‥‥‥岩城さんに怒られちゃうけど1つしかないよ』 岩城さんに怒られる所‥‥‥ってまさか?ベッドの中とか? 『えっ、何で解かるの?そう、もう朝から晩まで‥‥‥離したくないよ‥‥‥(ウットリと何かを思い出されている様子この間約30分程)そこで、いろいろな表情をしてくれる岩城さんって』 ご馳走様です。 『あっ、ここカットしてね。(笑)岩城さんが読んだら、怒っちゃうから(笑)』 どうしましょうか?さて、最後の質問にさせていただきます。5:恋人に一言‥‥‥ 『これからも、ずっと岩城さんだけを愛しています。あと、銀婚式と金婚式の約束、反故にしないでね。』 ありがとうございました。 『あっ、ケーキ美味しかった。紅茶もストレートで飲んでストレートだし‥‥‥えっ、ケーキによってもお勧めの紅茶が違うの?ふ〜〜〜ん』 あと、スコーンとかビスケットとか‥‥‥ミルクティーによく合いますよ この後、此処の喫茶店の事でしばらく盛り上がりました。香藤さん取材ありがとうございました。 岩城サイド こちらの指定は、お昼も近かったので、某レストランです。 最近新鋭の若きシェフが作られたお店で、コンセプトは和風の素材をフランス料理でと元有名日本料理店の息子なので日本料理の基礎もしっかり教え込まれている上でのフランス料理店なので、結構年齢層の幅が広い料理店である。 「此処‥‥‥噂では聞いていたんですけど。香藤も来たがっていましたしね」 清水に向かって言い返す。 「開店してそう立ってないんですけど、料理雑誌にも評判らいいですよ」 「そうなんですね‥‥‥」 ドアをくぐって中に入ると、記者は先に来ていた。 今日は御足労願いまして‥‥‥よろしく、御願いいたします 『ええ、こちらこそ‥‥‥お手やわらかに御願いいたします』 お食事をしながらですけど‥‥‥こちらのおすすめランチメニューでよろしいですか?(写真1参照) 『ええ、かまいませんよ。此処の噂は聞いていましたので‥‥‥ああ、その時その時でメインが変わるんですね。これなら、何時来ても楽しそうだ』 料理も御堪能くださいね。(実は、料理を先にいただいて、デザートの時に取材させていただきました。お店の方にも快く了解をさせていただいてありがとございます) では、初めに1:ホワイト・デーは恋人と過ごしますか? 『いえ、仕事が入っていますから‥‥‥香藤はそんな時、休み取ってでも居たい方ですけどね(苦笑)この間まで映画の方に掛かりきりだったので、今はドラマや取材が凄いんですよ。それにこの間、アメリカまで行って来たので、これ以上は無理でしょう』 ああ、映画のプレミアム公開ですね。そういえばそちらがバレンタインディーに近かったですね 『ええ、お休みももらった様な仕事でした(笑)』 週刊誌が騒いでいましたよね。あれは、殆どほんとだと聞きましたけど、本当なんですか? 『まあ‥‥‥(照れて顔が赤い写真2)本当なんです。外国なので羽目をはずしましたね』 うわぁ〜〜〜個人的には見てみたいですね。2:ホワイト・デーにプレゼントはされますか?もしくはされた事は? 『俺からはあまりしませんね‥‥‥香藤は好きで、良く貰いますけど‥‥‥無駄使いはするなって言っているんですけど‥‥‥直しませんね。あれは』 でも、嬉しいでしょう?違いますか? 『ええ、本当に感謝しています。自分はそんな事に疎いので‥‥‥香藤にはその季節季節を感じるきっかけを貰っていますよ』 今年は、岩城さんからはされないんですか?喜ばれると思いますけど? 『そうですね。考えます』 じゃあ、3:プレゼントの写真もしくはプレゼントしたい物の写真を写させてさいただけませんか?(もし可能なら、品物を持参お願いします)ですけど、読者の要望で‥‥‥この間のネックレスをお願いしたいんですけど‥‥‥ 「‥‥‥えっ、アレですか?(苦笑)噂になっていますね‥‥‥ちょっと待っていてください。」 (マネージャーさんが預かっていたバックを持って来ていただいて、中からジュエリーケースを出されるその中には、先ほど香藤さんから見せていただいた指輪も発見!!) 『これですね‥‥‥この指輪もそういえば香藤に初めて貰った物ですね‥‥‥』 じゃあ、この2点を写させて下さい。お借りしますね(写真3)ああ、中にはしっかりk to Yの刻印がありますね‥‥‥羨ましいです(写真4) 『ええ、約8年俺と共に居ます。一番長いですよね』 ご馳走様です。じゃあ、無くさない内にお返ししますね。じゃあ、続いてですけど 4:もし、かなうならどんなホワイト・デーにしたいですか? 『う〜〜〜ん、普通で良いんですけど‥‥‥香藤は無理でしょうね。今年も何かを準備していそうです‥‥‥でも、あいつとゆっくり出来る時間が有れば‥‥‥俺はいいんですけどね』 場所とかにこだわりますか? 『いいえ、二人で居られれば‥‥‥ッて思います』 岩城さん、アメリカから帰られてから、香藤さんとの事を良く口にされると聞きましたけど、そうですね(笑) 『そうですか?自覚は無いんですけど‥‥‥それに、あいつとの事は隠す事でもないでしょう(笑)』 ステキですよ。8年も御夫婦の秘訣は?有りますか? 『う〜〜〜ん、何でしょう?でも、あいつと入ると飽きませんし、俺自身も励みになるのも事実です。もう、あいつの居ない時はどんな暮らししていたのか‥‥‥答えに詰まりますよ』 (うわぁ〜〜〜岩城さんから惚気です。皆様)羨ましいですよ。夫婦として見ても‥‥‥ 本当に理想の図ですよね 『ありがとうございます。でも、喧嘩もしますから、出来ないのは嘘だと思います。お互いが他人なのだから‥‥‥心の違いや価値観の違いもあります。それを、埋めるのにも喧嘩はある程度必要だと思っています。後、感謝の気持ちですね』 ああ、もう少しお聞きしたいですけど‥‥‥時間の事もありますので、5:最後に、恋人に一言‥‥‥ 『今までの事も、これからの事も全ての事を含めて本当にありがとう。』 取材に御協力ありがとうございます。これからの御活躍御願いいたします。 『いえ、こちらこそ』 番外‥‥‥このまま、岩城さんをある宝石店に連れて行きました。この流れで、香藤さんに似合う物を見つけるためです。最近、香藤さんがピアスをされてないので、思い切ってピアスをお勧めしました。 岩城さんの次の仕事関係で、時間切れと成ったので、この後に買われたかどうかは不明です。 この取材は各自2ぺージの見開きにして、右側に香藤ページ左に岩城ページに配分されて雑誌に載せました。 各本屋で売切れに成った事は、言うまでもありません。 ―――――了――――― 2005/03/13 sasa この話は、この間チャットで弓さんとしばらく2人だけでお話した時に、出来た話を元に記者の目を通じて書かせていただいました。 弓さんの花園のある話が元にありあります事を此処に記載します。 また、岩城さんが行ったお店ですけどレストランは「美味いもん食わせろ」の正徳君のお店で、宝石店は「ホスト」の新川君の母親のお店イメージです。 |
いただいたのは前日だったのですが
ちょうどホワイトデーだったので本日掲載させて貰いました
香藤くんの受け答えと岩城さんの受け答え・・・
まるで読んでいる私達が記者になっているようです
ホワイトーデーらしい美味しいお話です
こんな記事があったら何冊も買い占めそうです
sasaさん 素敵なお話ありがとうございますv