シンデレラ? 4
とある王国のお城で華やかなパーティが開かれていました。
この王国の王女ヒーナ姫の1歳のお誕生日を祝うバーティです。
普段は財政の倹約に努めている国王様ですがヒーナ姫の事となると別でした。
ヒーナ姫は結婚の遅かった国王様にやっとできたお子様なので大変な可愛がりようなのです。
将来この豊かな王国を継ぐ事になるであろう姫の誕生日とあって近隣の国からもたくさんの人がお祝いに集まりました。
国王様の弟君キョースケ様もヨージと一緒にお祝いに来ていました。
そしてなぜか美しいドレスを着た魔法使いのナギサも招待されていました。
国王様曰く「どうせ覗かれるなら目の届くところにいられたほうがいい。」からだそうです。
ナギサは着飾ってお城のパーティに出席できてとても満足そうでした。
「キョースケ様ヨージ君、二人とも相変わらずいい男ね。どちらか私と踊ってくださらない?」
「ナギサさん本物の女性より綺麗だからいっぱい男の人に声かけられてたじゃん。」
「そうなんだけど…この声がね。話すと皆すぐ私が男だって気づいて逃げちゃうのよ。」
「あ〜…なるほど。」
「なるほどじゃないわよ。悔しいから男どもに私がキョースケ様たちと仲がいいとこ見せ付けてやりたいの。だから踊って頂戴。」
ヨージとキョースケ様は顔を見合わせました。
「では、私と踊っていただけませんか?ナギサさん。」
恭しく手を差し出したのはヨージでした。
たとえ相手がナギサでもキョースケ様に自分以外の相手と踊って欲しくなかったからです。
優雅に踊る美形のカップル(?)に皆が羨望のまなざしを向けたのでした。
賑やかなパーティも終わり翌朝国王様ご一家とキョースケ様、ヨージだけの朝食の席での事でした。
「キョースケ、お前今日領地に帰るつもりなのか?」
「はい、兄上。あまり長く留守にするわけにはいけませんから。」
「そうだな。キョースケ帰る時にヨージはここにおいていけ。」
「えっ?」
「ええ〜っ!?」
キョースケ様とヨージは同時に驚きの声を上げました。
「ヨージをお前のパートナーとして認めた以上それなりの品格と知性を身につけて貰わなければならない。昨日のパーティを見る限りヨージにはそれが足りないようだ。暫くここで王族としての教育を受けて貰う。」
「ええ〜っ!そんな〜。」
ヨージは泣きそうな顔になってキョースケ様に助けを求めました。
「兄上、それなら俺が責任を持ってやりますから。」
「ダメだ。それではヨージに甘えが出るだろうし、お前も甘やかすに決まってるからな。」
国王様の言うことは尤もでした。
「ヨージ、確かに兄上の仰るとおりかもしれない。一生懸命勉強して早く帰って来てくれ。」
「分かった。俺の失態で恥をかくのはキョースケさんだもんね。一日でも早く帰れるよう死ぬ気で頑張るよ。」
こうしてキョースケ様は一人で領地に帰り、ヨージはお城に残って教育を受ける事になったのでした。
早速その日の午後からヨージに対する王族教育が始まりました。
知識としてまずこの王国の歴史や産業を事細かに教えられました。
王族たるもの自分の国の事をよく知らなければいけないのです。
その後には近隣諸国の成り立ちや産業この王国との関係などの勉強が控えています。
勿論勉強は知識的なものだけではありません。
王族たるもの一般の貴族達以上に立ち居振る舞いに品位が求められます。
外国の王族との交流の際のマナーも一般とは違います。
知識を身につけるのはともかくヨージにとってこのマナーの勉強はとても苦痛でした。
元来がおおらかな性格なのでかしこまった事は苦手なのです。
それでもキョースケ様と一緒にいるためだと思い頑張っていたヨージですが1週間も経つころには逃げ出したくなっていました。
「あ〜あ、いつになったら帰れるんだろう。キョースケさんに会いたいよ。」
キョースケ様に会えないのはヨージにとってマナーの勉強以上に辛い事でした。
「そうだ。ナギサさんどうせ覗いてるんでしょ?魔法で俺をここから連れ出してよ。」
ヨージはナギサが領地に帰らず自分の事を面白がって見ているだろうと思い呼びかけました。
思ったとおり小鳥に変身したナギサが現れヨージの前で元の姿に戻りました。
「やっぱりいた〜。ナギサさ〜んお願い助けてよ〜。」
ヨージはもう半泣きになっていました。
「ヨージ君…あなた1週間ですっかりやつれたわね。」
「だって俺今までこんな勉強した事ないもん。それに俺のエネルギー源はキョースケさんなんだよ。これ以上会えなかったら死んじゃうよ。」
「確かにそうかもしれないわね。」
ナギサはヨージのやつれぶりを見てその言葉が決して大げさではないと思いました。
「国王様が門番に俺を絶対外に出さないよう命令してるからさナギサさんみたいに鳥とかに変身させてよ。」
「助けてあげたいのは山々なんだけど、普通の人間を動物に変身させるのはとても危険なの。」
「ナギサさんは優秀な魔法使いだから大丈夫でしょ?」
ヨージは縋るような目で問いかけました。
「魔法使いの優秀さは関係ないの。魔法使いは訓練してるからいいけど普通の人間は身体の変化に耐えられなくて死んでしまう事もあるのよ。」
「じゃあ他に門番の目をくらます魔法とかないの?」
「眠らせる事ならできるけどでもその間に本当に何かあったら困るし。私にできるのはいつもどおりドレスを着せてあげるくらいね。それで門番の目を誤魔化せないかしら?」
「ケーゴたちでさえ気づかなかったくらいだから大丈夫とは思うけど誰だか分からない女が城から出ようとしたらやっぱり止められるよ。」
二人は頭を抱え込んでしまいました。
「私がお手伝いしましょうか?」
突然声をかけられ二人がびっくりして顔を上げると王妃様が立っていました。
「ナギサさん、ヨージさんを私の侍女の姿に変身させることはできますか?」
「それは可能ですけれど。」
「それならひとりだと怪しまれるでしょうから侍女の誰かと一緒に私の使いだといって外に出ればいいわ。」
意外な人からの助け舟にヨージとナギサはびっくりです。
「でも王妃様そんな事をしたらあなたが国王陛下に怒られてしまうのではありませんか?」
「大丈夫ですよ。国王陛下はあなたとキョースケ様の仲がよすぎるのにやきもちを妬いて教育はもう十分なのに引き伸ばしてるだけなんですもの。」
そう言って王妃様はたおやかに微笑みました。
次の日、ヨージの脱出作戦が決行される事になりました。
昼食の後、王妃様のお部屋にヨージとナギサがやって来ました。
ナギサが魔法のスティックを振りヨージを侍女の姿に変身させます。
「あら〜、ヨージ君ってばやっぱり何を着ても似合うわ。なかなか可愛いわよ。」
ナギサは自分の仕事にいたく満足そうです。
それに比べてヨージは鏡を見て不安そうです。
「確かにピッタリだけどさ、こんなガタイのいい侍女って怪しまれないかなあ?」
「それなら心配しなくても大丈夫よ。」
王妃様は自信ありげににっこり微笑みました。
ヨージの外出のパートナーとして現れたのは迫力満点、超重量級の女性でした。
その女性は侍女の中でもかなりの古株で王妃様が信頼を寄せているひとりでした。
なるほどその女性と並べばヨージの体格のよさも際立ちはしません。
午後の授業が始まる前にと早速お城を出る事にしました。
「王妃様のお使いです。」
侍女が王妃様の書状を見せると門番はあっさり通してくれました。
お城の門が見えなくなるところまで来ると侍女が言いました。
「さ、早くキョースケ様のところへ帰ってあげてください。キョースケ様はどんなに寂しがっておいでか。まったく国王様も大人気ないんだから。」
「ありがとうございます。でも国王様の事そんなに言っちゃっていいんですか?」
「いいのよ本当の事だし誰も聞いてないんだから。お城の女達は皆ヨージ様とキョースケ様の味方ですからね。さ、早く行ってください。」
「本当にありがとう。王妃様にも心から感謝していますと伝えてください。」
ヨージはキョースケ様のお城に向かって駆け出しました。
そしてしばらく走ってヨージはやっと気がつきました。
「馬をとばしても2日かかるのにこのまま走ってたんじゃ何日かかるんだよ。それに服もこのままじゃまずいじゃん。」
ヨージは元に戻してもらおうとナギサを呼んでみましたが一向に現れません。
それもそのはずナギサはお城で王妃様とお茶を飲みながらのおしゃべりに夢中だったのです。
「どっかで馬と服を調達しなきゃ。でもこの格好じゃどこ行っても怪しまれるよな。」
途方に暮れていたヨージはふと一件の家を思いつきました。
「いや、あそこだけは行きたくない。でも他にどこも行くとこないし……え〜い背に腹は変えられない。」
散々逡巡した挙句ヨージは一軒の家に向かって駆け出しました。
ヨージがやって来たのはキクチの屋敷でした。
ケーゴやユウにからかわれるのは目に見えているのでいやだったのですが他に頼れるところを思いつかなかったのです。
ヨージは知らなかったのですがケーゴとユウは女装したヨージに惚れていたショックからやっと立ち直ったところでした。
そこへ侍女の姿をしたヨージが訪ねてきたのですから二人が意地悪したくなったのも仕方のない事でした。
「ケーゴ、ユウお願いだ、突然訪ねて来ておいてすまないが馬と服を貸してくれないか?」
「何だよお前ならお城の馬を使えるんだろ。どうしてうちなんかに来るんだよ。」
「そうだよ。それにその格好は何なんだ?お城で何かまずいことでもして逃げて来たんじゃないのか?そんなヤツに手を貸したら俺達もとばっちりを食うからお断りだ。」
「そんな事言わないで頼む。この家には絶対迷惑かけないから。」
ヨージは二人の前で両膝を着いて土下座しました。
思わぬ事にケーゴとユウは顔を見合わせました。
「分かった。そこまでするんなら願いを聞いてやるよ。ただし馬か服かどちらか片方だけだ。」
土下座までしたヨージの真剣さを感じたものの騙された恨みは拭いきれなかったのです。
「そんな……分かった。じゃあ馬を貸してくれ。」
片方だけなんてと文句の言いたかったヨージですが一刻も早くキョースケ様のところへ帰りたかったので馬が借りられるだけでも良しとしました。
「ユウ、ケーゴありがとう。このお礼は必ずするから。」
ヨージはそれだけ言うと侍女の服のまま馬に飛び乗って走り出しました。
お城を抜け出す事にばかり一生懸命で皆うっかりしていたのですがヨージはお金を持っていませんでした。
「キョースケさんのお城に行ってから自分で買い物することなくなってたからなあ。お金の事なんて全然頭になかったよ。それにしても腹減ったなあ。」
空腹を抱ながら山道に入ってしばらくすると日が暮れて暗くなってきました。
仕方がないので近くを流れていた川のほとりで野宿をする事にしました。
あたりになっていた樹の実で何とか空腹をしのぐと疲れていたヨージはすぐに眠ってしまいました。
真夜中眠っているヨージにそっと近づくふたつの人影がありました。
このあたりを縄張りにしている山賊です。
「おい女だぜ。金と一緒に身体も頂いちまおうぜ。」
「おう。」
いきなりのしかかられヨージは驚いて目を覚まして山賊を突き飛ばしました。
「わっ、何だ!?」
「お嬢さん、大人しく金目の物を出しな。そうすりゃあ命まではとらないよ。」
「そうさ、後でちょっと俺達を気持ちよくさせてくれりゃ開放してやるから。」
山賊達はまだヨージが男だと気づいていないらしく一人が飛び掛って来ました。
「あいにく俺は一文無しなんだよ。」
ヨージはさっと身をかわすと山賊の腕を取り1本背負いを決めました。
「お、お前女じゃないのか?」
もうひとりの山賊は驚いて逃げようとしましたがヨージは追いかけて跳び蹴りを喰らわしました。
気絶した山賊達を丈夫な蔓で縛るとヨージは朝までぐっすり眠りました。
翌朝ヨージは縛り上げた山賊を連れて山道をゆっくり進んでいました。
ふもとの村まで連れて行きそこに駐在している衛兵に引き渡すのです。
「俺は一刻も早くキョースケさんのところに帰りたいのにお前らのせいで遅くなっちゃうじゃないか。」
何もなければもうとっくにふもとの村を通り抜けいたはずなのでヨージは不満たらたらです。
山賊達が逃げにくいよう足を二人三脚状態に縛っているのも歩みを遅くしていました。
もう少しで山を抜けられると言うところで急にまわりにたくさんの人の気配がしました。
かと思うとあっという間にヨージは取り囲まれてしまいました。
山賊の仲間達が助けに来たのです。
「よくも仲間を可愛がってくれたな。お礼はたっぷりさせて貰うぜ。」
「そんな礼は遠慮しとくよ。」
ヨージは馬から降りると捕まえた山賊から取り上げておいた剣で対抗します。
剣の腕はヨージの方が上ですがいかんせん多勢に無勢な上ヨージは侍女の衣装を着ているので思ったように動けません。
とうとうスカートに足をとられて倒れてしまいました。
「へっへーずいぶん手こずらせてくれたがこれまでだ。覚悟しな。」
山賊のボスらしい男がヨージの腹を踏みつけ剣を振り上げました。
(もうダメだ。キョースケさんごめん。)
ヨージがきつく目を瞑ったとき背後で騒ぎが起こりました。
ヨージとボスがそちらを見ると山賊達が数人の男に次々と倒されていきます。
先頭に立っているのはなんとキョースケ様でした。
「ヨージから離れろっ!」
キョースケ様は叫びながらヨージの方に駆け寄ってきました。
ボスはヨージの腹を蹴って抵抗力を奪うとキョースケ様に切りかかりました。
キョースケ様は勢いよく振り下ろされた剣を俊敏な動きで避けました。
ボスの体格はヨージ以上にがっしりしていて力ではキョースケ様に勝ち目はなさそうです。
しかしキョースケ様は優雅ささえ感じられるしなやかな身のこなしでボスの攻撃をことごとくかわします。
そして一瞬の隙を衝いて横に回り込み後頭部に強烈な回し蹴りをお見舞いしました。
鮮やかな一撃にボスは気絶してしまいました。
(キョースケさんかっこいい。)
ヨージはキョースケ様の戦い振りにすっかり見惚れていました。
「ヨージ、大丈夫か!?怪我はないか!?」
キョースケ様は衛兵に後を任せてヨージに駆け寄りました。
「うん、大丈夫。キョースケさんが来てくれなきゃ危ないとこだったけど。」
「そうか。間に合ってよかった。」
緊迫していたキョースケ様の顔に安堵の表情が浮かびました。
「キョースケさん強いんだね。知らなかったよ。でもどうしてここに?」
「昨夜ナギサさんが知らせてくれたんだ。お前に早く会いたくていてもたってもいられなくて朝早く城を出てきたんだ。」
「俺も早くキョースケさんに会いたかった。キョースケさん不足で死んじゃいそうな気がしてた。」
「俺だって同じだ。寂しくてたまらなかった。もう兄上になんと言われようとお前と離れたりしない。」
「俺だってキョースケさんと離れるのは二度とごめんだよ。」
二人はしっかりと抱き合い深い口付けを交わしました。
衛兵達は森の外に出て背を向けてくれていました。
「そうだヨージ、お前お腹すいてるだろ?ナギサさんがお前にお金を持たせるのを忘れたって言ってたから。」
「そうなんだよ。樹の実しか食べてないからもうお腹ぺこぺこ。」
「じゃあ早くふもとの村まで降りて何か食べよう。」
「うん。あっ、でもその前にできれば着替えたいんだけど。」
ヨージの服は山賊との格闘であちこち破れ汚れてしまっていました。
「その服結構似合ってるぞ。ボロボロになる前に見てみたかったな。」
「キョースケさん、からかわないでよ。」
「からかってなんかないぞ。本当に可愛いと思ったんだ。」
ヨージの顔が一瞬で耳まで赤くなりました。
「クスクス、ほら服もちゃんと持って来てあるから着替えろ。」
ヨージはようやくほぼまる一日振りに普通の服に戻る事ができたのでした。
キョースケ様たちはふもとの村に着くと衛兵の駐在所に山賊を引き渡し食事をとりました。
ヨージはまともな食事も一日振りとあって出される料理を待ちかねたように口に運びます。
「その食べ方見たら兄上が渋い顔しそうだな。」
キョースケ様の呟きは食事に夢中のヨージには聞こえませんでした。
「あ〜美味しかった。」
ヨージは軽く3人前を平らげると満足そうにお腹をさすりました。
「さあキョースケさん、早くお城に帰ろう。」
「食べてすぐ動いても大丈夫か?もう少し休んだ方がよくないか?」
「大丈夫だよ、俺の胃は頑丈にできてるからね。それに早く誰にも邪魔されないでキョースケさんを抱きしめたいよ。」
「ヨージ…」
「さっ早く帰ろう。」
二人は馬に飛び乗るとお城に向かって駆け出しました。
護衛の兵士達も慌てて後を追いかけたのでした。
夕方、キョースケ様のお城に戻ったヨージはベッドの中にいました。
その手はしっかりキョースケ様の手を握っています。
「キョースケさん離れないで傍にいてね。」
「ああ、分かった。お前は本当にしようのないヤツだな。こうなると思ったからもう少し休んだ方がいいって言ったのに。」
「だって……」
ヨージは空腹のところに一度に大量の食事を押し込み直後に馬の背で激しく揺られたため胃が拒絶反応を起こしてしまったのです。
顔面蒼白脂汗ダラダラで何とかお城にたどり着いたものの寝込む羽目になってしまったのでした。
お医者様から一晩は絶対安静にするよう言い渡されてしまいました。
せっかく再会できたキョースケ様との甘い夜はお預けになってしまったのでした。
「俺って本当にバカだ。キョースケさん呆れて嫌いにならないでね。」
「嫌いになんてなるわけないだろう。そんなバカなとこも可愛くてたまらないんだから。」
キョースケ様はヨージの額にキスを落としました。
「ほらずっと手を握っててやるから少し眠れ。」
ヨージの瞼に手を添えそっと閉じさせます。
昨日からの疲れが溜まっていたヨージは握られた手の暖かさに安心してまどろみの中に引き込まれていきます。
穏やかな寝息を立て始めたヨージをキョースケ様は愛しそうに見つめていました。
国王様は王妃様に諭されヨージをとがめない事にしました。
ナギサはアマツバメに変身してヨージより先に領地の家に帰宅しまたお城を覗いていました。
平和なこの王国の夜を月が優しく照らしていました。
ヨージは大変な目にあってしまいましたが無事にキョースケ様の許に戻れたのですからこの言葉でお話を締めくくる事にいたしましょう。
めでたし、めでたし。
おしまい
☆補足☆
ヒーナ姫の名前はどなたかが感想で書いて下さっていたのを採用させて頂きました。
ありがとうございますm(_
_)m
ナギサの変身したアマツバメは飛行速度の速い鳥という事で選びました。
一説には時速150キロ以上とか。諸説あるようなので真偽のほどは定かではありません。
04.10.2 グレペン |
はい、お待ちかねのシンデレラシリーズですv
グレペンさんがまた書いてくれました(*^_^*)
ありがとうございます!
香藤くんの女装あり! 襲われネタあり!
勿論ナギサさんも大活躍ですv
お兄様は相変わらずで・・・・
ヒーナ姫も生まれ益々賑やかな王国です☆
そしてキョースケさんヨージのふたりは変わらずラブラブ〜☆
とっても素敵なお話ありがとうございます!!!
・・・・・で、「金と一緒に身体も頂いちまおうぜ。」
という山賊の台詞にドキドキした私は腐っていますか? ヨージ・・・・囚われの・・・っていう妄想が頭を駆けめぐりました;;
すみません、すみません・・・(>_<)

|