☆ PRESENT ☆
 
 
 

6月9日夜11時過ぎ。とあるホテルのスウィートルームの一室。
 
 
 
「……プレゼント、結局まだ買えてないんだ……すまん。
 
 あ、でもここは、今夜のために早めに予約を入れておいた。
 
 いつものように家で祝うのもいいけど、
 
 ほら、おまえは…
 
 何かイベントごとに、いつも工夫をしてくれてるだろう?
 
 だから俺も その、たまにはな。
 
 ……おまえの誕生日だから……俺にとっても特別な日だ。
 

 香藤、 
 
 誕生日おめでとう!
 

 ………………………………
 
 ん?どうした。そんな顔して。
 
 クスッ……このベッドか? おまえ、こういうの結構好きだろ?(笑)
 
 気にいったか?
 

 ……こっちへ来い。
 
 そう、 こ ・ こ ・ だ (笑)
 
 ……明日は午前中オフだから… 」
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 

「香藤?どうした。
 
 いつまでそこにつっ立ってるつもりだ。
 
 え?
 
 ………………ばか(///)……何言ってんだ…
 
 何?
 
 ……ばかっ!
 
 おまえ以外に こんな……俺がするわけないだろ!
 
 …まったく…………
 
 ……………………
 

 ………香藤…………来い   」