クリスマス・インタビュー


《クリスマスはどのように過ごされますか?
家族で?
気のあった友達と?
それとも恋人と‥‥‥?
こっそり、教えてください》 
 

前回のホワイトデーの記事が好評でしたので、クリスマスも改めてお二人に取材
をお願いしました。

岩城サイド

初めは、岩城さんの取材となります。
『冬の蝉』秋月さんのイメージにて、当方で決めさせていただきました場所は、
甘味所‥‥‥和風喫茶です。
お抹茶と和菓子の組み合わせで、最近人気のお店です。
和風の家屋に暖簾と、秋月さんの格好で来られてもいいかもしれませんが、残念
ながらスーツで御出でいただきました。
時間通りに現れた岩城さんの今日の装いは、チャコルグレーのスーツです。
お店で頼まれたのは、「磯部巻きときな粉餅」のお抹茶セットです。
御報告までに‥‥‥


『こんにちは、今回もよろしくお願いします』
「こちらこそ、お手柔らかにお願いします」
『それは‥‥‥どうなりますでしょうか?』
「(笑)でしょうね。」
ここで、お店に注文をしました。
『では、初めにあなたの思い浮かべる、クリスマスって言えば?』
お茶で一息ついていただいて、早速質問を開始しました。
「そうですね‥‥‥雪が多い所だったので家の中でのツリーは飾りましたね。父
が余りにぎやかな事を嫌いましたので‥‥‥でも、その日は母の料理は豪華でした」
『御家族でですか?』
「ええ、実は‥‥‥中学、高校は少し人付き合いが下手でしたので(笑)小さい
頃のイメージが強いですよ。今みたいに個人宅でもイルミネーション飾るわけで
もないし、クリスマスだからって特別な日では無い気もしますね。最近でしょう
‥‥‥あんな風になりつつあるのも(笑)まあ‥‥‥時代での変化って事ですね」
『岩城さんに言われると‥‥‥納得しちゃいますね』
「そうですか?」
『ええ、あの頃は、親も厳しかった所も多かったですよね。子供が遅くまで遊び
歩く事も正月ぐらいでしたよね』
「後は夏のお祭ぐらいですよね(笑)そんな訳で、クリスマスパーティも休みの
昼間にだったからですね(笑)お小遣いで買える物しか、プレゼントできないで
しょう。だから、文房具とかね。でも‥‥‥今考えると、それはそれで楽しかっ
たですね」
『今年は、サンタさんになる御予定は?』
「俺がですか?‥‥‥そうですね。香藤の甥と私の所の姪には出来ますね‥‥‥
でも、それは父親に任せますよ。恨まれたくないですしね(笑)」
『岩城さんのサンタクロース姿って、見てみたい気もしますけど‥‥‥誰かさん
がうるさそうなので、此処までにしておきますね』
「そうしてください(笑)」


『ちょっと、個人的に興味あることなんですけど、失礼してお聞きしますね。昨
年のクリスマスはいかがでしたか?』
「ああ‥‥‥それらしい事は‥‥‥香藤と夜にイルミネーションを見に行けたぐ
らいですかね」
『ええっーーーーデッデートですか?』
「(苦笑)ここら辺は、香藤とのインタビューで聞いてください。どうせ、香藤
にも取材は取ってるんでしょう(笑)」
『お見通しですか‥‥‥確かに、香藤さんへの取材もアポ取らせていただいてい
ますけど‥‥‥いいのですか?』
「何がです?」
『香藤さんなら全部話してしまいそうですよ(笑)』
「もう、諦めの境地ですよ(笑)自分の知らない所でなら‥‥‥溜め息をついて
います」
『(笑)ますます、香藤さんののろけがすごい事になりそうなんですけど‥‥‥

「最近は、本を見て後悔している所も有るので(笑)まあ、余りすごい時は、本
が出てからお灸をすえますから、大丈夫ですよ」
『そうですか‥‥‥あの、岩城さんから本当に話されなくって、よろしいですか?』
「ええ、香藤の喋る事取る訳にはいきませんからね(笑)まあ、香藤は大げさな
ので、半分本当と思って読んでくださいって、注釈つけてもらいます」


『では、本誌ではメインですけど‥‥‥読者へのクリスマスプレゼントを、一つ
お願いします』
「何が良いか、思い浮かばないんですよね‥‥‥この、雑誌の読者さんって女性
ですよね?」
『ええ、だいたいアンケートの統計では上は40代から下は15の間ですね。メイン
は30〜20代でしょうか‥‥‥』
「そうなんですね‥‥‥こんな所が疎いので(笑)香藤ならこんな時、いいもの
が浮かぶんでしょうね」
『でも、ファンからすると岩城さんからって価値が付きますから‥‥‥そんな、
考え込まずに‥‥‥』
「ありがとうございます。じゃあ、これでいいですか?」
『これは‥‥‥いいのですか?』
「ええ、こちらでは余り使わないと思いますので‥‥‥『冬蝉』の北海道に行っ
ていたときに使用していた、手袋とマフラーですけど‥‥‥」
『これは‥‥‥シックな色ですね‥‥‥じゃあ、これを入れて送る箱に岩城さん
のサインをいただいてもいいですか?』
「これですか‥‥‥解かりました」
『ありがとうございます。確かにお預かりいたします』
「じゃあ、よろしくお願いいたします」


『最後の質問となりますけど、今年のクリスマスの過ごし方は?希望でもOKです

「ええ‥‥‥どうしましょうか(笑)実は、今年は俺からサプライズでもって思
っていますけど(笑)」
『それは、勿論香藤君に対してですよね』
「ええ、この本出るのは‥‥‥いつ?ああ、26日ですね。じゃあ、いいですね(
笑)あいつには遅くまで仕事と言ってるんですけどね。本当は5時上がり予定な
んですよ」
『あら‥‥‥香藤さんは御存じないと?』
「ええ、今のところはね‥‥‥香藤が俺に、っていろいろ買ってくるんですけど
、最近その気持ち解かるような気もしますよ。本とか、移動中お店に飾ってある
服とか見ていて、香藤に似合うかな‥‥‥って思いますね」
『じゃあ、何かを香藤さんにプレゼントですか?』
「ええ、もらってばっかりですし‥‥‥感謝を込めて‥‥‥こんな時じゃないと
、あいつみたいに買って渡せないでしょうからね。俺の性格上(笑)」
『香藤さんの喜ぶ顔が浮かびますね‥‥‥』
「そう思います?じゃあ、この本が発売になるまでは、あいつにはオフレコって
事で、お願いします」
『ええ、解かりました。今回も、本当にありがとうございます』
「こちらこそ‥‥‥じゃあ、これで」

岩城さんの取材を終えて‥‥‥
心なしか笑顔が優しくなりました。
香藤さんの話になると余計に顔を作ろうとしているのが、ちょっと微笑ましくな
りました。
今年のクリスマスは、仲良く過ごしていただきたいと思います。



香藤サイド

さて、続いては香藤さんの取材となりました。
こちらも『冬蝉』の草加さんのイメージにて洋風にまとめてみたいと思いまして
‥‥‥今回は、おしゃれなカフェにて香藤洋二さんにインタビューします。
ここは、珈琲と紅茶のメニューも豊富で、それにあわせてのケーキもここのパテ
ィシェが作り、さらに注文をした後に一番美味しく盛り付けてくれます。
香藤さんの御注文は新鮮な葡萄を使ったタルトと、ホットカフェ・オーレです。


『こんにちは、香藤さん。今回もよろしくお願いします』
「はい、こちらこそ。あっ、岩城さんの取材終わったんでしょう?どうでした?」
『それは、本誌発売までOFFって事で、お願いします』
「俺でも?」
『はい、読者として買っていただきたいですから』
「商魂‥‥‥たっくましい‥‥‥(笑)でも、そうだよね」
『はい、では初めに(笑)あなたの思い浮かべる、クリスマスって言えば?』
「普通にクリスマスって言えば‥‥‥ツリーがあって、ケーキがあって、ターキ
ーの丸焼きは日本では無理だから、チキンの丸焼きがあってさ‥‥‥プレゼント
をそれぞれに交換したりして‥‥‥ドキドキ、ワクワクな時間かな?まあ、俺達
の場合はそんなクリスマスって無理だろうね(笑)仕事があるからね。」
『映画も好評で、仕事再開ってお声も聞きますけど?』
「うん、ボチボチかな〜〜〜昔ほどは、仕事こなしてないよ。自業自得なんだけ
どさ。でも、映画の仕事を取って、今でも良かったって思うよ。ああ、「GIGOLO」が新
しくCM取る事になったんだ(笑)来年用だけどね」
『じゃあ、テレビでも香藤さんに会えるのですね。楽しみにしています。』
「ありがとう」

『昨年のクリスマスはいかがでしたか?』
「勿論、岩城さんと二人でね。去年はブルーライトの綺麗な所に行ったんだよね。
服はその時まで二人とも内緒だったんだけどさ」
『デートですね?』
「うん、夕方二人とも時間が空いたんだよね。だからね。」
『見たかったですね。やっぱり楽しかったですよね?』
「へへっ‥‥‥待ち合わせの場所に行ったらさ、俺は岩城さんに見劣らないよう
にスーツにコートで行ったんだけど、岩城さんは俺似合わせてくれたような服だ
よ。嬉しくって涙でたな‥‥‥あの日は、岩城さんをリードしようって張り切っ
ていたんだけどね(笑)」
『‥‥‥その口調じゃ、リードされた?』
「うん‥‥‥こんな時は、年の差をちょっとね‥‥‥俺って、まだまだ子供だな
〜〜〜って思うよ」
『じゃあ、今年はその挽回ですか?(笑)』
「ご想像にお任せします」


『‥‥‥読者へのクリスマスプレゼントを、一つお願いします』
「ええっ‥‥‥そうだな〜〜〜このピアスはホワイトデーにもらった物だし」
『やっぱり、見覚えあると思えば買われたんですね。岩城さん』
「えっ‥‥‥ああ、あの時の取材も記者さんだったね。うん、店に連れて行って
もらえて良かったって(笑)あの時、このピアス見つけていてくれたんだよ」
『実は時間切れだったので、買われたか気になっていたんです。嬉しい御報告を
ありがとうございます』
「い〜〜〜え(笑)」
『って事で、読者へのプレゼントを』
「ううっ、忘れてなかった(笑)じゃあ、このサングラスでいい?一応、ブランド
物だけど最近、新しいの買って使わないから(笑)俺のお古だけど」
『ええ、よろしいんですか?私が欲しいですよ。これ』
「(笑)危ないかな〜〜〜〜」
『じゃあ、このケースにサインを(笑)私が取らないようにお願いします』
「記者さん、上手いね‥‥‥解かった」


『はぁ‥‥‥楽しいお話ですか。そろそろ最後の質問をさせていただきますね』
「ええっーー最後?残念だ(笑)」
『今年のクリスマスの過ごし方は?希望でもOKです』
「う〜〜〜ん、最後に来たね(笑)岩城さんの仕事は‥‥‥」
『あら、岩城さんのスケジュールも把握ですか?(笑)噂は聞いていましたけど』
「だってさ‥‥‥知っておきたいでしょう?ねっ」
『御馳走さまです(笑)』
「予定としては‥‥‥俺はまだまだ何も無い状態だからさ。迎えに行って、その
まま、ドライブでもいいな‥‥‥星の綺麗な所に脱出してさ。食事は‥‥‥岩城
さんの終わる時間しだいだから、軽くサンドイッチでも作って。コンソメスープ
にチキンは入るかな‥‥‥」
『で、星の見えるところで、車を止めてからですか?』
「うん、それも一つの予定(笑)当日、どうなるかは解からないよ。この業界ならね」
『ええ、急にお仕事になる場合もございますしね』
「そう、だから最低条件は‥‥‥岩城さんと一緒だね」
『ありがとうございました。最後まで惚気られました(笑)』
「いえ、こんな取材なら大歓迎だよ(笑)」
『あっ、勿論プレゼントは‥‥‥ですよね?(笑)』
「勿論、買ってあるよ(笑)逃すはずないでしょう。でも、何かは秘密ね(。’(エ)-。)」-☆」

香藤さんは最後にウインクをされて答えられました。
この表情を見て、思わずウットリしてしまいました。
役得です。
お二人が素敵なクリスマスを過ごされる事を祈って‥‥‥

                         

後日、本誌に載せる為のそれぞれに写真をスタジオで撮らせていただきました。
実は事務所には話してあったのですがサプライズで、時間を重ねツーショットを
取らせていただきました。
スタジオでお会いしたお二人は驚いていらしゃいました。
本誌からのクリスマスプレゼントって事で‥‥‥
その写真は、この後に掲載させていただいています。
お楽しみください。                     
では、メリークリスマス

―――――了―――――
  2005・1
1   sasa




はあ・・・私もインタビューしたいですv
どれだけ惚気まくられてもかじりついて聞きますわ〜!(笑)
岩城さんへの思いが溢れ出ていて微笑ましいですねv
sasaさん、素敵な作品ありがとうございましたv